シキシマ仕様

琉球畳(りゅうきゅうたたみ)

私たちは、玄関で靴を脱ぎ、上履きや素足で生活します。これは古くからの習慣です。現代の住まいの中で、和室でなくても畳を置きたいと思われる方は多く、その理由として「落ち着く」「寝転べる」「安らぐ」とおっしゃいます。特有の肌触り、イグサの香りが住む人の心を安らげてくれるだけでなく、断熱性、吸・放湿性や吸音性をもつ畳は、古くから受け継がれてきた先人たちの知恵が生かされたものなのです。自然に帰すことができる自然素材でつくられた本物の畳をお薦めします。

琉球畳

文献にははっきりとした記述がありませんが、沖縄首里城では王座に畳が使用されており、この畳表がカヤツリグサ科七島イグサでつくられていた形跡があります。七島イグサはもともと鹿児島県トカラ列島で栽培されていましたが、江戸時代に大分県に伝来。このころから七島イグサで織られた畳表を「琉球表」と呼ぶようになったようです。今日、建築関係では「琉球畳」というとヘリなしの半畳をさします。

現存する最古の畳は奈良東大寺の正倉院にあり、第45代聖武天皇(701~756年)の寝床に使われたものです。 京都の寺院では約260年間使用した畳が今でも使用されているところがあります。何度も畳表を取替え補修をした跡が見られます。稲藁畳の耐久性は歴史が認めています。

お手入れ方法はこちら

エフ・シキシマのこだわり

私たちが古くから親しんできた畳。一見、昔も今も変わらないように思えますが、実はその中身は、平成の現代では以前と全く違ったものになってしまっているのをご存じでしょうか? 今でも正統なお茶室には手縫い本藁床(わらどこ)の畳が使われますが、高気密高断熱のつくりとなった住居には、藁ではなく建材を使った畳が、多数派になってしまったのです。

マンションでは、コンクリートの上にそのまま畳を敷くなど、床下に十分な通気層を取らないことも少なくありません。加えて数十年前までのような、畳を上げて干し、埃(ほこり)を叩いたりする習慣はすたれてしまいました。そんな通気性の悪い環境で畳を使うと、カビやダニなどのアレルゲンの発生率が高くなるということで、畳床(たたみどこ)は藁から建材へかわっていったのです。しかも間には防虫シートがはさまれ、輸入した畳表には青々とした化学染料が使われて、現代の畳はシックハウス症候群の一因になりかねないありさまなのです。

私たちは、畳の上に座るとき、畳の上に寝転んだとき、安らぎを感じます。住む人の肌に直接触れることが多い畳。本畳床には1枚当たり約500ccの水分を調節する能力があります。高温多湿の日本の気候風土に適した敷物なのです。また、い草には二酸化窒素を吸着し、分解するという空気浄化能力があります。古くから日本の生活に溶け込んだ畳の上の生活は、本来、大変健康に良いものなのです。健康に害がなく廃棄後も自然に帰る国産・減農薬の藁床・七島イグサを使用した本物の琉球畳は、ヘリなし半畳で、古典的な和室だけでなく、モダンなリビングにも違和感なくご使用いただけるシンプルデザインです。

メリット

1.断熱・保温性
畳床はたくさんのわらを(約40cmに積んだワラを5cm程度にまで)圧縮して作られているので、間に空気が入っています。畳表のイ草も中はスポンジのようになっているので、たくさんの空気を含んでいます。空気は熱を伝えにくい性質があり、畳は、夏ひんやりと肌に心地よく、冬は外の冷たい空気を遮断して室内の暖かい空気を保つ働きを持っています。
2.吸・放湿性
イグサは、空気中の湿度が40%以上になると水分を吸収し、40%以下になると水分を放出するといわれています。畳1畳分の自然吸湿能力は、約500ミリリットル。梅雨時などは湿気を抑え、冬の空気が乾燥している場合はほどよい湿度とマイナスイオンを放出します。
3.弾力性
本畳には力強い弾力性があり、歩くときに足の裏を刺激します。また、畳の部屋で布団で寝る生活は、畳に座った状態から立ち上がる動きや、朝晩の布団の上げ下ろしといった日常生活の動作が自然に足腰を鍛えます。
4.吸音性
畳にある無数の空気の層は音を吸い込む作用、吸音効果もあります。畳表の色が目に与える落ち着いた雰囲気に加えて、この吸音効果が心が静まるイメージを与えます。

デメリット

1.高価
市場の流通量が少なくなり、合板のフローリンクに比べると設置に費用がかかります。ただし、上手に手入れすると40~50年は十分にもつので、結果として安上がりになります。
2.メンテナンス
天然素材の畳は、最低でも年に1度は風を通さないと長持ちしません。また、室内の換気を怠るとカビやダニの発生源となります。
3.肌触り
琉球畳は新しいうちは芽が際立っており、チクチクしたりストッキングが伝線する場合があります。

琉球畳のお手入れ

畳のお手入れは掃除機と乾拭きが基本です。琉球畳はわら床の本畳ですので、特に空気の入れ替えを心がけ、風通しを良くしてカビ・ダニを防ぎましょう。ときどき干して換気をよくするとさらに快適に過ごしていただけます。

日常のお手入れ

1.日々のお手入れ
  • 掃除機は畳の目に沿ってかけ、ダニ発生の原因となる食べこぼしやホコリを丁寧に吸い取りましょう。
  • 部屋の空気の入れ替えを心がけ、風通しをよくします。
2.畳干し
  • 理想は年に1~2回、畳表を直射日光に当てないよう4~5時間干します。
  • 畳を起こして空き缶などを挟み、換気するだけでもOKです。
3.家具などでできたへこみ
  • 硬く絞ったタオルをかぶせ、上からスチームアイロンをかけると、元に近い状態まで回復させることができます。

しみ抜きの方法

1.コーヒー・しょうゆ・ソースなど
  • こぼしたらすぐに拭き取り、食塩をかけます。
  • 食塩が湿ってきたら歯ブラシなどで畳の目に沿ってこすり、その後掃除機をかけます。
2.クレヨン・化粧品など
  • 住まいの洗剤を歯ブラシに付け、畳の目に沿ってこすり落としてください。その後、水拭き、乾拭きを丁寧にします。

エコライフファクトリー

大阪府枚方市にあるエコライフファクトリー(リフォームショールーム)では、みなさまのご来場をお待ちしております。
(午前10時~午後7時、水曜定休)

家具・キッチン・ドアまで丁寧に設計し、自然素材を多用して、材質・構造・デザインまでこだわったショールームです。既製品はほとんどありません。実際に見て、触れてみてください。

アクセス方法を見る

株式会社 エフ・シキシマ
〒573-0128
大阪府枚方市津田山手1丁目8-35
TEL:072-897-1170
フリーダイヤル
0120-883-660
E-mail
info@f-sikisima.jp