オレフィンクロス
最近では、壁装材は住空間の演出を決定付ける大きなインテリアエレメントとして考えられるようになりました。欧米などでは、部屋のムードをかえるために「壁紙は張り替えるもの」という認識が一般的になっています。日本でもリフォームの増加により、同様の傾向が最近見られるようになってきています。オレフィンクロスは、寿命は塩ビクロスと同程度ですが、張替え時は廃棄物ではなく燃えるゴミとして処分できます。加工によって「撥水・汚れ防止」や「光触媒」などの機能を持った製品も多種でてきていて、有害物質を発生させない住む人に優しい壁紙です。

オレフィン壁紙の主成分は、食品包装材などに使用される樹脂です。従来使われていた塩化ビニルや可塑剤の代わりに、まな板や食品用タッパーなどにも使われている水性オレフィン系樹脂を使用しています。火災時や廃棄後の焼却時に有害ガスなどは発生しません。ビニルクロスのもつ加工しやすさを残しながら、住む人や環境にやさしい素材を使用したクロスです。
エフ・シキシマのこだわり

様々な色や質感に加工でき、安価に大量生産できる塩ビクロスは、環境について注目されるようになった今日でも、主流を占めています。けれども塩ビクロスの主原料はポリ塩化ビニル樹脂で、塩素が含まれています。これが火災や燃焼時に塩化水素ガスやダイオキシンなどの有害な物質の素になります。オレフィンクロスは「脱塩ビクロス」の代表格で、塩ビの代わりに食品包装材などに使用される人体に安全な樹脂を使用していますので、燃焼時にも有害ガスが発生しません。
製造時・廃棄時に環境負荷の少ない材料を使っていくというのは今の社会には欠かせないことだと私たちは考えます。オレフィンクロスは、シックハウス症候群の原因となる有害物質を含みません。もしもの火災で避難する場合にも、危険な煙を吸い込む心配がありません。住む人の健康にも配慮した素材だということができます。
メリット
- 1.クリーンな室内環境
- シックハウス症候群の原因となる可塑剤・有機リン系化合物、また有害な重金属も含みません。
- 2.燃焼時も無害
- 焼却された場合に、環境汚染の原因物質となる塩化水素ガスやダイオキシンが発生しませんので、環境負荷が少ないといえます。
- 3.多機能性
- メーカーにもよりますが、加工したものも出ており「撥水コート」・「珪藻土」・「汚れ防止」・「光触媒」等の種類があります。お部屋の用途によって機能を選んでいただけます。
- 4.処分が容易
- 廃棄時は、廃棄物ではなく燃えるゴミとして処分できます。
デメリット
- 1.施工に技術が必要
- 他のクロスに比べ薄いため、表面が傷つきやすい・施工時に下地が目立ちやすいといった点には注意が必要です。また、オレフィン樹脂はマットで復元力がビニルに比べて弱いので、施工前のたたみジワでつぶれた部分やローラーを強くかけすぎたジョイント部分、また、下地が平らでない部分はツヤが出て非常に目立ちやすいということにも注意が必要です。
- 2.デザイン性が少ない
- オレフィンクロスは、耐候・耐汚染・耐火性がありますが、インクがにじみやすいので印刷性能が劣るため、意匠性は少ないです。
オレフィンクロスのお手入れと補修
基本的には、汚れたらきれいな雑巾を水でぬらして拭き取ります。
直射日光や熱風が長時間あたる場所では、変・退色する恐れがあります。カーテンやブラインドで直射日光を避けるようにしてください。また、粘着テープは粘着剤が変色や破損の原因になりますので、貼らないでください。殺虫スプレーなども壁紙にかからないように気をつけてください。
日常のお手入れ
- 1.日々のお手入れ
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- 濡れた場合は、すぐに水で硬く絞った雑巾またはスポンジ・ティッシュでたたき拭きします。
- 壁紙のつなぎ目に逆らわないように、丁寧に汚れを拭き取ってください。つなぎ目に水が入ると、剥がれの原因になります。
注意: 表面の凹凸がつぶれやすいので、汚れを拭き取るときは表面を強くこすらないように注意してください。
- 2.油性ペンなどの汚れ
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- すぐに中性洗剤を使用するか、アルコール(消毒液)をしみこませた布を使って拭き取ってください。
- 壁紙の表面に残った洗剤は変色の原因になるので、必ずきれいな水で固く絞った布などで拭き取り、最後に乾拭きしてください。
注意: 強い洗剤や、溶剤の種類によっては変色を起こすことがありますので、あらかじめ壁面の目立たないところで試してからご使用ください。
加工別のお手入れ方法
- 1.汚れ防止加工オレフィンクロスのお手入れ
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- 日常生活の汚れは、すぐに固く絞った雑巾又はスポンジ・ティッシュで水拭きして下さい。
- 落ちにくい場合は中性洗剤をご使用下さい。歯ブラシでこするとより効果的です。壁紙の貼り合わせ部分に水が入ると剥がれの原因になるので注意してください。
- 壁紙の表面に残った洗剤は変色の原因になるので、必ずきれいな水で固く絞った布などで拭き取り、最後に乾拭きしてください。
注意:表面のフィルムが破損すると、その部分の汚れ防止機能が損なわれます。硬いもの・鋭利なものでキズをつけないようにご注意ください。
- 2.光触媒オレフィンクロスのお手入れ
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- 濡れた場合は、すぐに硬く絞った雑巾またはスポンジ・ティッシュでたたき拭きします。
注意:素材の性質で、多少ぬるぬる感が残りますが、少し経ちますと元に戻ります。ぬるぬるを取り除こうとして強くこすると、壁紙表面の加工が損なわれます。
剥がれの補修方法
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- 施工後、経年変化などによって部分的な剥がれが生じた場合は、文具用ののりか木工用の水性接着剤を壁紙の裏に塗りつけて、十分に圧着させて補修します。
注意:表面の凸凹をつぶさないようにご注意ください。

大阪府枚方市にあるエコライフファクトリー(リフォームショールーム)では、みなさまのご来場をお待ちしております。
(午前10時~午後7時、水曜定休)
家具・キッチン・ドアまで丁寧に設計し、自然素材を多用して、材質・構造・デザインまでこだわったショールームです。既製品はほとんどありません。実際に見て、触れてみてください。
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