SIKISIMA INFORMATION
DATE:2014.10.09
おはようございます!
余田慎太郎です。
前回から、「住まいづくりの秘訣 総集編」と言うテーマでもお送りします。
(このテーマの時は、写真の掲載はしません。)
前回は、本当に必要なもの、どうしても欲しいもの、それを自分で知ると言うことでしたね。
今日は、その続きです。
例えば、車。
車の場合、乗用車、ワンボックスカー、スポーツカーなど、いろんなタイプがあります。
スポーツカーが欲しい場合、スポーツカー専門の所へ行きますよね。
間違っても、乗用車やワンボックスカーのところには行きません。
でも、家の場合は…… 違うんです。
ただ家を建てたいと言うことで、特徴の違うところに行くんです。
車で言うとスポーツカー、乗用車、ワンボックスカーなど、
タイプ関係なく無差別に行ってるんです。
そして、それを同じ土俵でどれが良いかと比較するわけです。
用途が違うので、本来は比べられないものですよね。
このように、自分が欲しいものが分からずに行動すると、正しい判断ができなくなるんです。
ただ家を建てたいと言うことで、やみくもに特徴の違うところに行っても、
用途が違うので本来は比べられないものですよね。
業者さんも、お客さんが来たら当然自分の商品を勧めます。
「うちじゃなくAホームのほうが良いですよ」なんて、言ってくれません。
そうではなくて、
「うちに任せてくれれば、あなたの望む家を建てて差し上げます」と言います。
だから自分が欲しいものを知って、それが得意な業者さんを探さなければいけません。
そして、その中から一社に絞るのが正しい方法なんです。
だから、二番目は『自分の欲しいものを知る』ということですね。
次に、正しい手順の三番目です。
それは、『叶えたい要望に順番をつけること』です。
優先順位ですね。
すべてを叶えようとすると、当然予算オーバーします。
そうならないために、本当に自分に必要なもの、どうしても欲しいもの、
その予算配分も、自分で決めないといけないわけです。
それには、自分の価値観や価値基準を自分で理解していないと決められません。
後ほど詳しく話しますが、予算に影響する重要な要素は4つほどあります。
まず1つ目、それは広さです。
広くなればなるほど、当然、家の値段は高くなります。
2つ目は家に使う建築材料。
材料の質、グレードですね。
良い物や高価なものを使えば、当然高くなります。
3つ目です。
それは、デザイン性=かっこよさです。
かっこいい家にしようと思えば思うほど、予算が増えてきます。
最後の4つ目は、部屋数です。
同じ広さでも、部屋数が多いほど、高くつきます。
なぜなら、壁の量は多くなるし、窓やドア、収納なども増えるからです。
【まとめ】予算に影響するものは、広さとグレードとデザイン性と部屋数です。
この4つを、全て満たそうとすると当然予算オーバーします。
予算を100とすると、何かを優先すると、他のものは抑えないといけません。
しかし、全部叶えようとするんです。
ですから、100じゃなくて120とか、150とかになってしまうわけです。
例えば、広さを最優先するなら、他の3つの要素は残った
予算の中で配分しなければいけないんです。
これが、『優先順位を決める』ということです。
次に、正しい手順の四番目です。
それは、『正しい選択基準と判断基準を身につけること』です。
例えば、土地を選ぶ場合。
確かな判断基準、選択基準がないと、正しい判断が出来ません。
また、それは業者を選ぶ場合でも同じです。
この業者選びは、最も難しいことです。
ですから、業者選びの正しい判断基準を持たなければいけません。
ここまでが正しい住まいづくりの手順です。
この手順で住まいづくりを進めれば、決して後悔することはありません。
そして、きっと自分の満足のいく家を建てることができます。
ここで、正しい手順をまとめておきますね。
1.自分の安全な予算を把握する。
2.自分を知る。
3.優先順位をつける。
4.正しい判断基準と選択基準を持つ。
しかし、ほとんどの人は、いきなり展示場や見学会に出かけています。
それは、無防備で戦いに出かけていくようなもの。
だから、家づくりで後悔することになるんです。
そこで、次回から手順について具体的にお話していきます。
では、また。
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